などの編集・制作サービスを行っています。得意分野は横組みの学術系ドキュメントで,とくに情報・自然科学・社会科学関連の書籍でご好評いただいています。編集の面,制作の面の両方で品質・スピード・価格には自信があります。電子書籍化への対応も万全です。
著者原稿の受け取りから内容の編集,図版の制作,組版,そして印刷所入稿に至るまでの,ほとんどすべての業務を代行いたします。もちろんそのうちの一部だけでもお引き受けできます。たとえば,再校以後は編集的作業要素が極めて小さくなる(再校以後は赤字が少ない)と考えられる書籍では,初校直しまでの編集とファイルの整備(粗組版)を弊社が承り,以降は印刷所の組版部門に渡すことで,全体のコストパフォーマンスが上がります。
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組版はTeXまたはXML+InDesignです(FrameMaker,PageMaker等,他のツールにも対応できます)。弊社はデータ処理やシステム化が得意ですので,その長所を生かすためにTeXやXMLに力を入れています。TeXと聞くと理工系の論文のようなそっけない版面を想像されるかもしれません。しかし,TeXのポテンシャルは極めて高く,弊社で制作したTeX書籍をご覧になった版元様は必ず 「これはDTPですよね」 と驚かれます。 |
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弊社の書籍制作は,十数年前の開始当時から“電子データ”であることを重要視してきました。ドキュメントデータの2次利用や電子書籍への展開に不安がありません。弊社は書籍制作以上にソフトウェアマニュアルの歴史が長く,ソフトウェアマニュアルは以前から紙版と電子版がともに(あるいは印刷可能な電子版が)提供されています。 |
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ゲラはPDFで出力し,メール添付,あるいはWebサイトからダウンロードしていただきます(逆に弊社への入稿には,FTPをご利用いただけます)。紙に印刷した校正紙を送付することもできます。著者校正は紙上でかまいません。 |
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PDFの必要な箇所にはクリッカブルリンクを埋め込みます。これにより,目次や索引からジャンプできるようになります。また,図表,数式,参考文献,他節・他項への参照が込み入っている原稿の相互参照チェックが極めて容易になります。 |
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用語・用字や約物類の統一などの基礎作業は自動化または半自動化されています。また,内容にかかわる要修正個所などは,傍注に編集コメントを挿入して指摘します。 |
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プログラムやスクリプトによる作業の自動化が得意ですので,たとえば,著者が複数で原稿のファイル形式や用語・用字法がまちまちである場合のように,編集者泣かせの書籍ではとくにお役に立つことができます。 |
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事典/辞典のような特殊な編集も得意です。通常の編集方法から5割以上のコストダウンが可能です。組版データをDB管理することで,執筆者単位,部や章単位などの切り出し出稿,五月雨式の複雑な進行といった煩雑な側面を一元管理します。索引では,最後までエディタで編集できるTeX・XMLの特性が威力を発揮します。また,特に辞典のようなコンテンツに対しては,データのマルチユースに向けてXMLデータベースとして展開することも可能です。 |
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学会誌などの定期刊行物,論文集,講演記録集にも,原稿が五月雨式に出入りするという,事典/辞典に似た特殊性があります。弊社は,柔軟かつ円滑に受出稿しながら,ブレのない的確な編集と,正確なデータ訂正,厳密な校正を堅持します。また,講演記録集では,テープ起こしに対するリライト(いわゆる「テープリライト」に対する専門的リライト)もお引き受けします。 |
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校閲力が高く,著者をうならせることがたびたびあります。版元様に対してわざわざ編集担当に弊社をご指名いただく著者も大勢みえます。 |
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デバッグ力に優れています。過去に発生したさまざまなバグの種類・発見方法を蓄積し,活用しています。赤字修正も多角的にチェックしますので,ご依頼主様側であらためて突合せをしていただく必要はありません。 |
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印刷所入稿はPDFです。電子書籍では,一般に流通する各種フォーマットに対応します。 |
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ドキュメントのボリューム(1行文字数,1頁行数,ページ数)が増すにつれ単価が低くなる累減料金を通常とっています。例えば,理工系の標準的A5判書籍の編集+TeX組版の基本単価は,200ページの場合が2668円/頁,300ページが2385円/頁,400ページが2280円/頁です(初校直しまでの編集+粗組版なら,200ページが1734円/頁,300ページが1550円/頁,400ページが1482円/頁)。文科系の書籍は通常理工系よりも安くなります。単価計算シートのご請求や,その他のお問い合わせは gri-dcmt[at]gravel.co.jp宛てメールでお願いいたします。 |